「自分には価値がない」と思う人が知っておくべき思考法
みなさん、
自分に価値ってあるとおもいますか?
むずかしい質問ですよね。
「ある!」って即答できる人もいれば
「ないかもなぁ。」と自信なさげに言う人も
いるかとおもいます。
今回は自分につける「自分の価値」について
書いていきたいとおもいます。
1. 自分の価値とは?
自分の価値ってなんでしょう?
どのくらいあるんでしょう?
だれが決めるんでしょう?
なんだか普段あんまり考えないことですよね。
しかし
「自分がおもう自分の価値」というものは
誰もが持っています。
「自分に対する自分の評価」みたいなものですね。
自分への価格設定というか値段付けのようなものです。
これが高い人もいれば低い人もいます。
自分の価値を信じて疑わない人もいれば
自分には価値がないと言っちゃう人もいます。
でも、これっていったい誰が決めているんでしょう?
そんなことを考えたわけです。
2. 自分の価値は自分が決める
タイトルにある通りですね。
自分の価値というものは自分で決めます。
ここでいう価値とは、
外側からの「社会的な価値があるかないか」
の話ではなく、自分の内側の話です。
そしてこれは、自分で決めていいんです。
自分の価値なので。あなたの中でのあなたの価値なので。
こう聞くとけっこう「当たり前の話やん」って
感じるとおもいます。
でも、
自分には価値がないとおもっている人や
自分は価値が低い人間だとおもっている人って
たまに見かけますよね?
「あ、それわたし!」って人もいるかとおもいます。
これっておかしいんです。
さっきも書いたように、
自分の価値は自分で自由に決められるんです。
じゃあなんであえて
自分の価値を低く設定しているんでしょう?
自分で決められるのに。
3. 例
ひとつ例を出します。
たとえば「自分には価値がない」と思い込んでいる人がいたとします。
その人は自分には価値がないと思っているので
なにをするにも自信がないです。
なにをするにも謙虚で控えめです。
なにをするにも弱気です。
そうすると、周りからどう見えるか?
「あの人はいつも自信がなさそうだ」
「あの人はいつも一歩引いてて控えめだなあ」
「あの人っていつも弱気だよね」
そんなことを思われやすいわけです。
なんとなく想像できますよね?
それが続いていくと、どうなっていくのか?
周りからの評価がだんだん変わってきます。
「あの人はなんでいつも自信がないんだろう」
「一歩引かずにもっと前に出ればいいのに」
「なにをするにも弱気でもったいないなぁ」
こんな風になっていきやすいんですね。
なにが言いたいのかというと、
自分の価値を下げることによって
周りからの価値(評価)も下がっているんです。
もったいないですよね。
自分に価値があるかどうかは
自分で決められることなのに。
4. 謙虚とのちがい
日本には「謙虚でいることが素晴らしい」
という文化があるとおもいます。
これはぼくも良いことだとおもいますし
謙虚でありたいとおもっています。
しかしこの「謙虚」という言葉の意味を
履き違えている人が多いようにおもいます。
けんきょ【謙虚】
自分の能力・地位などにおごることなく,素直な態度で人に接するさま。
素直な態度で人に接するさま。
自分の価値を下げることではないんですね。
おごらずに素直でいることなんです。
この「素直さ」は人から知識を吸収したり
成長する上でとても大事だとおもいますが、
自分の価値を下げることではないんです。
5. ぼくの場合
ぼくはどちらかというと
「自分には価値がある」とおもっている側の人間なので、恥ずかしいのですが例に出してみます(笑)
ぼくの場合自分には価値があると思っているので
なにをするにも自信があります。
なにをするにも前のめりです。
なにをするにも自分には出来るとおもっています。
そうすると、周りからどう見えるか?
「あの人はいつも自信があるなあ」
「あの人はなにをするにも前向きだなあ」
「あの人ってなんでも出来るとおもってやってるよね」
そんなことを思われやすいわけです。
なんとなく想像できますよね?
それが続いていくと、どうなっていくのか?
先ほどと同じで、
周りからの評価がだんだん変わってきます。
「あの人はいつも自信があっていいなあ」
「前向きだから見ていて元気が出るなあ」
「あの人ってけっこうなんでも出来るよね」
こんな風になっていきやすいんですね。
自分の価値を信じることによって
周りからの価値(評価)も上がっていくんです。
ぼくは整体師をしているのですが
自分の技術には価値があるとおもっているので
ぼくの治療技術に対する周りの評価は高く
実際にたくさんの依頼をいただいています。
ありがたいことです。
6. 自分が変われば周りの評価は変えられる
こんなように、
周りからの評価というものは
自分が自分にどんな価値を付けているのか
で変わってきます。
自分へのラベル貼りで見られ方が変わるんですね。
「自分には価値がある」とおもっている人は
周りからも価値があるとおもわれやすく、
「自分には価値がない」とおもっている人は
周りにも価値を感じてもらいにくいです。
あとたまに、
自分では自分に価値がないとおもっているのに
周りの人には評価してほしい
という人がいます。
これは自分がまずいと思うラーメンを作って、人には「どう?美味しいでしょ?」と言っているのと同じなんです。なんとなく伝わりますかね?
内側のモノが外側に反映されるんですね。
そしてその自分の価値というのは
自分で決められます。
だから自分次第で世界は変えられるんですね。
あなたが今周りに認められないのは
あなたが自分のことを認めてないからです。
自分は素晴らしいんだって、
価値のある人間なんだって思ってみてください。
自分が変われば周りも変わります。
最初は思い込むくらいの感覚でいいです。
違和感はあるとおもいますが。
7. まとめ
いろんな人がいるとおもいます。
過去のトラウマなんかがあって
自分の価値をなかなか信じられない人もいたり、
自分には価値がないんだとおもって
ネガティヴな感情にもっていくことによって
生きるのがラクになる人もいます。
ただ僕がいろんな人を見てきて言えるのが
人にはとんでもない価値があるんです。ってこと。
ひとりの人の可能性ってすごいんです。
それを自分自身で潰さないでほしい。
そんなことを思います。お節介かもしれませんが。
ただ毎日を生きているだけで
その人にはいろいろなことが起こります。
いくら平凡な人生だとしても
たくさんの悩みや怒りや喜びなどの感情の変化や
そのときに考えたことがあるとおもいます。
それが価値なんです。
たとえば
わたしの経験なんて大したもんじゃないし、、
っていう人もいると思います。
でも同じ悩みをもっている人にとっては
その人がいることで救われたりもするんです。
あ、私だけじゃないんだって。
だから悩んだことや苦しんだことや泣いた夜は
決して無駄じゃありません。
同じように苦しんでいる人の気持ちがわかります。
理解し寄り添ってあげて、アドバイスができます。
その人がいなければ見ることができなかった笑顔が
たくさんあると思います。
あなたが毎日悩んだり泣いたり喜んだり
笑ったりする中で感じたこと、考えたことは
必ずだれかに価値を生みます。救われる人がいます。
だから生きているだけでものすごい価値があるんです。
いつかそんな自分を愛せて、
大好きになってあげられたなら
世界は輝いてくるとおもいます。
そんなあなたに会えるのを楽しみにしています。
(自分が変われば周りも変わる。ということを身をもって教えてくれた大好きな友達との写真です。ありがとう。)