ブログをはじめて1年。これまでと、これからと。
当ブログ「はなうた横丁」は、2015年12月16日にスタートし、なんと本日で丸一年が経ちました。アニバーサリー。いえい!
そしてブログをはじめてから、嬉しいことも、大変なこともありました。今日はそんなことを赤裸々に語っていけたらなあと。
ではではお好きに読んでいってくださいな。
運営報告
まずは運営報告から。
月間PV数は25〜29万PVほど。今月は30万PVを越えていきそうな感じです。じわじわと。なんだか毎日たくさんの方がこんなゆるゆるなブログに訪問してくれて、うれしいかぎり。
記事数はこの記事で192記事。200に届かず。
はてなブログでの読者登録数は521人です。
収益はブログ単体だと20〜25万円くらい。ブログを絡めたイベントやコンサル、ブログからの整体申し込みを含めるともう少し増える感じ。
ブログ初期
なんでも効率よくやっていきたい性格だった僕は、とにかく「検索に強い記事を書くにはどうしたらいいのか」を毎日調べながらキーワードプランナーやらgood keywordやらのツールを初期から導入して試行錯誤していた。
たぶん最初は「書くことに慣れよう」とか「まずは継続」という感じの人が多いとおもうのだけど、ぼくの場合もともとブログを趣味でずっと書いてきた人だったので、ネタ探しも、文章の構成もなんとなく出来る感覚があって、書きたいこともたくさんあって、とにかく毎日楽しかったなあ。
友達やフォロワーさんからもたくさんの反応がもらえて、なんだか承認欲求を満たしながら書いていた気もする(笑)いただいたコメントは、すべてこんな感じでスクショしてフォルダに入れて大切に保管してあり、今でもモチベーションが下がったときに読み返して支えられています。ありがとう。
一日3〜4時間をブログに費やしていて、電車でも記事を書いたり、寝ずに朝までデザインをいじったり、気になったらやっちゃう性格でありハマったら熱中しちゃうぼくは、シェアハウスの同居人から「さすがにブログやりすぎじゃね?」と言われたりもした(笑)
ぼくが好きな「書くこと」をして、それを読んだ誰かがなにかを感じて、あたたかい気持ちになって、コメントをくれて、ぼくもうれしくなる。そんな幸せな循環が起きていた。
ブログ中期
ブログをはじめて少し経過し、だんだんと記事をつくることに慣れはじめ、すこし余裕が出てきた頃。ぼくはここで、ある壁にぶち当たった。
「なんでブログ書いてるんだっけ?」
収益化やSEO対策 (検索で上位に表示させるために最適化させること) にとらわれていて、原点をわすれた瞬間だった。ブログを書いていてワクワクしていたころとは打って変わって、書いていてもつまらないと思うようになっていた。
検索エンジンに気に入られるように着飾り、誰から見ても綺麗な文章になるように意識し、見られ方を気にするあまり本心を書くことをやめたぼくの記事は、自分で読んでもツマラナイと思うほどで、だれにも刺さらない文章になっていた。
そんな自分に嫌気がさしたんだ。お前の原点はどこなんだよ。お前がブログを書くのは誰のためなんだよ。そんなコトバを自身にぶつけた。もう一度初心に帰ろう。そうして見事にブレた自分をしっかりと中心にもどすため、深夜の公園を徘徊しながら叫ぶような気持ちで先日の記事を書いた。
久々に書きたいことが書けた。
なにも考えずに、ありのままの自分を書けた。ただただ気持ちよくて、なんだか書きながら泣きそうになった。こんなにブログと向き合ったのは初めてだったなあ。
それからというもの、自分の想いや感情をありのまま文字におこしていく。ということをしていったところ、ブログの読者やファンが飛躍的に増えた。オンラインであるにもかかわらず人間的な、あたたかい、血の通ったブログになった瞬間だった。
現在
そんなこんなで嬉しいことや苦悩や葛藤もありながらようやく一年が経ちました。突拍子もなくヘンテコリンなことを書くぼくもいれば、マジメに語ることもあり、かと思えばゆるゆるな文章を書いたり、熱く想いを伝えたり。
振れ幅がとても大きいブランコのようなこのブログの読者さんは少し酔い気味かもしれませんが、いつでも等身大の「自分」を表現することで、弱みも見せていくことで、支えてくれる人たちがたくさん現れました。
Amazonほしいものリストを公開したら読者さんから本を20冊ほど送っていただいたり
会ったこともないのに「いつもブログ読んでます!」と言ってクラウドファンディングを支援してくれたり(『 BAR × ひみつきち 』を作りたい!)
ほかにも会いに来てくれたり、メッセージをくれたり、コメントをくれたりと、ブログがほんとうに多くの繋がりを連れてきてくれました。
オンライン上のつながりって、正直薄くて冷たいものだと思っていたのですが、とんだ勘違いをしていました。温かく、ちゃんと「人」としての温度がそこにはありました。
これから
ぼくにはひとつの野望があります。
いや、野望なんてギラギラしたものじゃなく、もっとこうフワフワした感じの、わたあめみたいな目標があります。
「オンライン上にゆるくて温かい居場所を作りたい」
今の時代、どこにいてもネット上でつながることができます。オンライン上でのやり取りは、使い方によっては冷たく浅いものになりますが、もっと人としての温もりを感じられるようなモノがあってもいいんじゃないかって思います。
そこにアクセスするとホッとするような、いつでも家族に会えるような、そんな安心感や温かさのある、ゆるい「居場所」がつくりたいなあ、なんて。
このブログがそんな場所になっていってもいいし、また別の方法があるかもしれないけど、まあなんかそんなことを考えています。
個人的にも来年にはBARを開いたり、なんやかんや忙しいことが重なりますが、そんな日々の中でも、ここにくれば肩のチカラが抜けて、ほっとできて、みんなに会えるような気がしています。
そんな行きつけの喫茶店のような、家族があつまるリビングのような存在であれたらなあ、と思いながらニヤニヤしている今は公園にいまして、変な目で見られています。
最後に
まあなんかいろいろと書きましたが、伝えたかったことはひとつ。
読んでくれてありがとうございます。
ぼくなんてとくに尖った能力もない、ただの眠そうにしてる青年でして、そんなぼくが今こうして自由にやれていたり、楽しく毎日が過ごせているのは、いつも支えてくれて、救ってくれる皆さんのおかげです。
ぼくはこれからも想いのまま好きな文章を書いていきます。うれしさも、楽しさも、幸せも、悩みも、悔しさも、そのまま表現していきます。このブログがずっと好きな場所であるために。自分が好きな自分であるために。
どこか遠くの街でゆるゆるとマイペースに生きている青年がいるらしい。そんな感覚で見守っていてくれると嬉しいです。そんでもって「たまには会いにいってやるか」なんてことをしてくれたならシッポ振って喜びます。
そんな調子で本日も。ではまた。